

実写化作品も多く、若者の苦しみと救いを描くことに定評のある辻村深月さん。どんでん返しや繊細な文章が魅力的な作家さんですが、“読む順番が大事”と耳にすることが多い作家さんなんですよね。
「辻村深月さんの作品を読んでみたいけど、どんな順番が良いんだろう?」
「そもそも、どうして読む順番を意識したほうがいいの?」
など、まだ辻村深月作品を手に取ったことがない方からしてみれば、なぜ順番が大切なのか気になるのではないでしょうか。
今回の記事では、辻村深月さんの大ファンである管理人が、
・辻村深月作品ではどうして読む順番が大切なのか?
・読みはじめるとしたら、どの順番がおすすめ?
・どうしても順番通りに読まないとだめなの?
といった疑問が解決できるよう、簡単に記事にまとめてみました。

この記事を読み終える頃には、自信をもって辻村深月作品の世界に飛び込めるようになりますよ!
辻村深月作品が読む順番を大切にされている理由

辻村深月作品が読む順番を大切にされている理由。
それはズバリ、登場人物がリンクしていることがあるからです!
とある作品の主人公が、別の作品では脇役で登場している、ということがよくあるからなんですよね。
「この子ってもしかして、あの作品の主人公だった子!?」
という驚きが味わえる点が、辻村深月作品の大きな魅力のひとつでもあるんです。
作品を読み終わったときに感じる、
「この物語の続きが気になる…」
「こんな苦難を乗り越えた子たちが、そのあとどんな生活を送っていくんだろう?」
といった期待や好奇心。
その気持ちに応えてくれるような物語を、辻村深月作品では楽しむことができるんです。
一度好きになったり、感情移入してしまった登場人物たちの“その後の日常”をのぞき見させてくれるんですね。

こんなことされたらもっと好きになっちゃうよ…!と読者に刺さるような演出がクセになってしまうんです。だからこそ、辻村深月作品を好きになった人は、読む順番を大切にしてほしいと感じるのでしょう。(管理人ももちろんそのうちの一人です!)
辻村深月作品を読む順番おすすめ!この順番なら安心して読める!

さて、早速ですが辻村深月作品を読む順番についてご紹介していきましょう。
「まずはなにから読めばいいの?」
「どの作品が繋がりのある作品なの?」
と気になる方はサクッと目を通して参考にしてみてください。
辻村深月作品のおすすめの読む順番

辻村深月作品のおすすめの読む順番は、
1.「凍りのくじら」 →【感想】凍りのくじら/辻村深月
2.「スロウハイツの神様」
3.「子どもたちは夜と遊ぶ」
4.「ぼくのメジャースプーン」→【感想】ぼくのメジャースプーン/辻村深月
5.「名前探しの放課後」 →【感想】名前探しの放課後/辻村深月
6.「罪と罰のコンパス」
7.「冷たい校舎の時は止まる」
8.「ロードムービー」
9.「光待つ場所へ」
※各作品のあらすじや感想が気になる方はリンク先の記事をご覧ください!
上記の順番です。

ファンの間でもおすすめの順番について話題になることがありますが、雨の日書庫では管理人が実際におすすめしたい順番でお伝えしたいと思います。
辻村深月作品の読む順番の注意点!その①

ネタバレになってしまうと困るので、あまり細かい説明はできないのですが、ちょっとした解説のようなものをお伝えできればと思います。
最初に読むべき作品について挙げている「凍りのくじら」について。
こちらの作品は暗いテーマと序盤の語り口の重さから、ファンの方たちの間でも好みが別れる作品です。
時系列的には最初に読んでおいた方が、辻村深月作品をより楽しめる一冊であることに間違いはないのですが、「わたしには合わないかも…」と感じる方が多いと耳にすることがあります。
個人的には辻村深月作品のなかでもトップを争うくらいに好きな作品なので最初に読むべき作品として挙げていますが、不安な方は「スロウハイツの神様」から読み進めていったほうがいいかもしれません。
他の作品で慣れた後で、「凍りのくじら」を手にとっても問題なく楽しめるのでご安心ください。

スロウハイツの神様は、ファンの方たちの間でも最高傑作として絶賛されることが多い作品なんですよね。個性的なキャラクターやストーリーのどんでん返しを味わえる、辻村深月さんの真骨頂!みたいな作品だと思います。
辻村深月作品の読む順番の注意点!その②

おすすめの順番に書かれていない作品についても少しお伝えしておきます。
実写化やアニメ映画化、コミカライズなどがされている作品でも、他作品と繋がりのない作品がたくさんあります。
・ツナグ
・かがみの孤城
・傲慢と善良
などは辻村深月作品に触れたことがない方でも、「なんとなく名前は聞いたことあるかも?」という方が多いかもしれませんね。
そういった作品は特に他作品と繋がりがあるわけではないため、先に読んでしまっても大丈夫です。
※2025年3月時点

とくに「かがみの孤城」は「スロウハイツの神様」と肩を並べる最高傑作だと絶賛するファンの方も多いです。私もとくに大好きな作品なので、最初に手に取る作品としておすすめです。
どうしても順番通りに読まないとだめ?

結論からお伝えすると、辻村深月作品は絶対に順番通りに読まないとだめ!…というわけではありません。
実は、管理人自身が最初に手に取った作品は「ぼくのメジャースプーン」でした。
それでも初めて読んだとき、「なんてドキドキするどんでん返しを描く作家さんなんだ!」と感動したことを覚えています。
優しくて、切なくて、少し勇気をもらえる。
そんな辻村深月作品に出会えたこと自体がとてもうれしかったです。
そのため、順番のことを難しく考えて後回しにしてしまうくらいなら、どの作品からでも思い切って飛び込んでみてもいい作家さんだと皆さんにお伝えしたいです。

多少読む順番が前後したとしても、「あ、この登場人物の背景ってこんなところで語られてたんだ!」と、後から思わぬ出会いに喜べるという楽しみ方もあると思います。
辻村深月作品の読む順番 まとめ

今回、辻村深月作品の読む順番について記事を書かせていただきました。
これから辻村深月作品を読もうと考えている方の参考になれば幸いです。
辻村深月さんは作品数も多く、繋がりのある作品を全て読んだとしても、まだまだ楽しむことができる作品がたくさんある作家さんです。
もし最初に手に取った作品から物語に惹きこまれる読者の方がいましたら、ぜひ他作品も手に取ってみてください。
きっと長く読書生活を楽しませ続けてくれる作家さんとの出会いになると思います。



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